日本の建築の基本形は その土地の環境や文化に適応し、
何年先もその場所で 存在し続ける事が大切だと考えます。 来場される方の暮らしに合う住まいは何か…
試行錯誤を重ね辿り着いた答えがあります。 それは「今一度原点に戻る事」。 年を重ねる程に愛着を感じる
大工の手仕事で建てられる小粋な日本家屋。 日本人が後世に残す建築文化を真に考え、 伝統文化の「和」を重んじ、 流行に惑わされる事のない 心も体も健やかに過ごせるやさしい木の住まい。 幾年経っても住む人と住む家が そこにありつづける姿が心地よく想像出来、
子供や孫の世代になっても その建物は古民家と呼ばれるものになってほしいと感じます。 先代、先先代の時代から、 近江富士のある野洲の地域で大工の業を営み、
受け継がれた本物の技と心意気が、 若い世代の大工や業者に世代交代し 「しげや」というブランドになりました。