2024年12月12日 ブログ

脱衣所と洗面所を別にするメリットとデメリトを紹介!

間取り設計を考えている、家事や家族の生活動線を効率化したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
洗面所と脱衣所を一体にするか、別々に作るか迷っているのではないでしょうか。
今回は、洗面所と脱衣所を分けるメリットとデメリットを具体的に解説します。

脱衣所と洗面所を分けるメリット

脱衣所と洗面所を分けることで、プライバシー保護、家族間のストレス軽減、収納の効率化など、さまざまなメリットが得られます。

1:プライバシー保護

脱衣所は、洗濯物や脱いだ衣服が洗濯籠に入ったままになっていることもある、とても個人的な空間です。
お客様に脱衣所を見られるのは、少し気まずいものです。
洗面所と脱衣所を分けることで、お客様を洗面所に案内する際に、脱衣所を気にする必要がなくなり、双方とも気持ちよく過ごせます。

2:家族間のストレス軽減

家族とはいえ、誰かが入浴中の場合、洗面所を使うのは気を使う場面が多々あります。
特に、年頃のお子さんがいる家庭では、ちょっとした言い争いの元になることも。
洗面所と脱衣所が分かれていれば、誰かが入浴中であっても、他の家族は気兼ねなく洗面所を使用できます。
お風呂に入っている人は、「誰かが洗面所にいるからあがれない」というストレスを感じることなく、ゆっくりと入浴できます。

3:収納の効率化

洗面所と脱衣所は、使用目的が異なるため、収納するものもそれぞれ違います。
洗面所にバスタオルは必要ありませんし、下着も同様です。
サイズの違うタオルや下着、洗剤類や洗濯ネットなどの洗濯用品、歯ブラシなど、それぞれ必要な場所に収納することで、収納効率が向上し、使い勝手も良くなります。

 

 

脱衣所と洗面所を分けるデメリット

一方で、脱衣所と洗面所を分けることで、スペースの確保、動線の増加、費用の増加など、いくつかのデメリットも発生します。

1:スペースの確保

一体型の洗面脱衣所は、2畳前後のスペースを使用するのが一般的です。
しかし、洗面所と脱衣所を分ける場合、それぞれに最低でも1.5畳のスペースが必要になります。
そのため、他の収納や居室、リビングを小さくする必要が出てくる可能性があります。

2:動線の増加

洗面所で手洗いや予備洗いをした洗濯物を、脱衣所にある洗濯機へ持っていく必要があり、その手間が不便に感じる方もいらっしゃいます。

3:費用の増加

洗面所と脱衣所を別々に作るため、一体型の洗面脱衣所と比べて費用が高くなります。

 

まとめ

脱衣所と洗面所を分けるメリットとしては、プライバシー保護、家族間のストレス軽減、収納の効率化などが挙げられます。
一方、デメリットとしては、スペースの確保、動線の増加、費用の増加などが考えられます。
間取り設計においては、これらのメリットとデメリットを比較検討し、ご自身のライフスタイルや家族構成に合った最適な間取りを選択することが重要です。

当社は、その土地の風土にあった古き良き建物を残していくことが大切であると考えており、匠の技でそれを実現します。
注文住宅をお考えの方は、気軽にご相談ください。