「和の雰囲気が好き。流行に左右されず、長く住める家にしたい」と話されていたI様ご夫婦。見学会に来られたときから、落ち着いた好みと暮らしのイメージがしっかりされていたのが印象的でした。
選ばれたのは、黒の焼き杉に白い塗り壁、瓦屋根に丸窓と木の格子が映える、重厚感のある和の佇まい。けれど室内は明るく、木目を生かした軽やかな雰囲気の住まいが完成しました。
土間の一角に設置した信楽焼の手洗い鉢は、ご夫婦で信楽まで選びに行かれたもの。家の顔となる玄関のアクセントになっています。水まわりは、サウナ好きなご夫婦のこだわりが詰まったエリア。脱衣所を広くとり、浴室・サウナ・ウッドデッキがつながる間取りになっています。サウナで汗をかいたら、ウッドデッキでひんやりした夜風に当たってそのまま浴室へ。一日の疲れがすっと引いていくような至福の時間です。
寝室とファミリークローゼットは1階にまとめて、上下移動のない、ひとつのフロアで完結する暮らしを実現。お子さまと過ごす今だけでなく、歳を重ねてからも負担なく暮らすことを見据えた住まいです。
和の趣、サウナの時間、暮らしやすい動線。おふたりの「好き」と「こんな風に暮らしたい」が、無理なくひとつ屋根の下に納まった住まいです。あの見学会の日から今日まで、ご夫婦の思いに寄り添いながらご一緒できたことを、私たちも嬉しく感じています。
【構造】木造瓦葺2階建 【延床面積】112.61㎡