2020年8月21日 ブログ

玄関先や土間に打ち水で夏を涼しく。

「家のつくりようは夏を旨とすべし」と徒然草で兼好法師が説きました。

昔は梅雨が明けると、すだれや風鈴、うちわを出して夏じたく、朝顔で日陰をつくり、蚊とり線香を焚き、夜は蚊帳(かや)をつりました。金魚鉢の水の動きに涼を感じ、床をはしる涼風に喜んだものです。

「打ち水」でひんやりした空気の流れをつくる。

夕方には玄関先・土間や植栽に打ち水。すると気化冷却により温度が下がり、ひんやりとした

空気の流れが発生して、涼を得ることができます。夕涼みに打ち水は欠かせませんね。