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呼吸する漆喰壁が、家族の健康を守ります。
呼吸する漆喰壁が、家族の健康を守ります。|コーディネーター 恵比木

呼吸する漆喰壁が、家族の健康を守ります。  漆喰壁の清楚な白さの前に立つと、なぜか「素」の自分になれます。手のひらをあてると、ざっくりとした温もりのあるテクスチュア。押さえ、磨き、なで、あらしなど、コテの使い方や左官職人の腕一つで、さまざまな表情を見せてくれます。漆喰とは、消石灰に糊とスサ(繊維質豊富なさまざまな植物を混ぜたもの)を水で練った自然素材。二酸化炭素と結合すると硬まります。漆喰の一番の特長は、防火性と耐久性。「火事とけんかは江戸の華」といわれた江戸時代には、漆喰は延焼をくい止める防火壁として重用されました。優れた吸放湿性能も併せ持つため、とくに土蔵などに採用され、温暖多湿の日本でも、古文書や漆器などの資産を良好な状態で保存することができたといいます。8畳の壁に塗った場合、1日に約2.4リットルもの水分を吸放湿。しかもアルカリ性なのでカビや細菌が発生しにくく、ダニや結露に悩むこともありません。 呼吸する漆喰壁が、家族の健康を守ります。
 「しげや」に入居された方々から、「子どものぜんそくが治った」「アレルギーが劇的に改善した」「結露がない」「梅雨どきもカラリとして、冬も乾燥せず風邪をひかない」などの声をよく聞きます。おそらくそれらは、漆喰壁のおかげでしょう。
 人が暮らす家だから、職人の手仕事でつくりたい。「しげや」は、リビングも寝室も洗面もトイレも、漆喰の塗り壁でほぼ統一しています。床は桧、天井は杉、建具は和紙貼り。材料の種類もコストも最小限に抑えることが、住まいをシンプルに美しく仕上げるポイント。さらに、家族の健康も守られるというなにものにも代え難いメリットもあります。
コーディネーター 恵比木